製法にこだわりを見せる企業もある!
栄養価の高い青汁にするためには、どのような“製法”で作るかも重要です。どんなに栄養のある野菜を使っても、製造工程でビタミンがほとんど流出していたら意味がありません。野菜のかわりに飲む「青汁」だからこそ、食材そのものがもつ天然の栄養素を保持する工夫が大切なのです。
製法に関しては企業秘密のメーカーが多いので比較はできませんが、少しでもご参考にしていただけたらと思います。
急速冷凍
野菜を洗浄し、搾り、パック充填したあとに、一気に冷凍してお届けするタイプです。乾燥させないのでフレッシュな青汁が飲めます。青汁、特にケール青汁に慣れていない人にとっては、そのぶん「青臭い」と感じるかもしれません。逆にジューススタンドでも青汁を飲む方などは、「これぞ青汁」「これでないと青汁を飲んでいる気がしない」と感じるようです。
冷凍青汁があるメーカー
キューサイ青汁
![]()
凍結粉砕
液体窒素の冷熱で一気に原料を凍結し、超低温の状態のまま粉末化する方法です。コーヒー、緑茶、漢方薬などにも採用されている製法です。素材がもつ風味や栄養成分を損なうことなくパウダー状にできるというのが利点で、高温の熱風で乾燥させるスプレードライ製法よりも栄養素を保持できる製法といえます。青汁メーカーでは「キューサイ」が、公式ホームページ上で『凍結粉砕製法で製造している』と明記しています。
凍結粉砕によって製造している青汁
キューサイ 粉末青汁
![]()
低温管理
ビタミン類は熱によって失われやすいため、全工程において低温で原料を管理することが重要です。野菜の代替として天然由来の栄養分を補給するのが目的でしたら、『低温管理』を明記しているところが安心でしょう。ただし、詳細は企業秘密としながらも『ビタミン類を壊さない製造方法を採用している』と明記しているメーカーもあり、また、ビタミン流出を見越して、製造工程でビタミン類を加えているメーカーもあります。詳しくは各商品の詳細リンクをご覧ください。
低温管理のもと製造している青汁
やずやの養生青汁
食物繊維を除去し、栄養素を取り出す
一部のメーカーは『野菜そのものの食物繊維に囲まれた栄養素』を体内に吸収しやすくするため、『食物繊維をあえて除去する』という製法を採用しています。青汁で少しでも多く栄養を摂りたい方にとってはよい方法といえます。ただ、お通じをよくすることが目的の方には、飲んでもあまり効果が感じられないかもしれません。
あえて食物繊維を除去している青汁
やずやの養生青汁
無添加(無配合)
オリゴ糖や還元麦芽糖、人工甘味料を配合すると、青汁に甘みが出て飲みやすくなります。また、緑茶や抹茶などのお茶類を配合すると、まろやかな飲み口になります。ほかにも原材料を見ると「おいしい青汁」「栄養機能が高い青汁」完成を目指して各社工夫を凝らした結果が見えてきます。ただ、その反面、「原料をまるごと生かした青汁」からは少し遠ざかっているともいえます。完全無添加の(何も配合していない)青汁は実はそう多くありません。青汁を飲む習慣をつけるうえでは、「飲みやすさ」は大事なポイントの1つなので、どちらをよしとするかはお客さまのご判断によります。
青汁を購入する前に :::以下の方はご注意ください:::

【妊婦の方は医師に相談してから】
β-カロテンの一部がビタミンAに変換することから、ビタミンAの過剰摂取を気にする妊婦さんが多いようです。たしかに、妊婦がビタミンAを7,800μg/日以上摂取すると、胎児に奇形を起こす可能性が高くなるとの報告もあるようです。
ですが、青汁に含まれるβ-カロテンを摂取する場合は、体内でビタミンAが不足しない限りビタミンAに変換しないため、「ビタミンA総摂取量」に加算する必要はないと考えられています。変換されないβ-カロテンは脂肪組織に蓄えられるか、排泄されます。
厚生労働省資料にも、『ビタミンAの前駆体であるβ-カロテンについては、ビタミンAと同様の栄養機能表示を認める。この場合、「妊娠3ヶ月以内又は妊娠を希望する女性は過剰摂取にならないように注意してください。」旨の注意喚起表示は、不要とする。』とあります。ただ、妊娠中の体は非常に繊細なので、あらかじめ医師にご相談のうえ、飲み過ぎにはご注意くださいね。なお、食事摂取基準(日本人の食事摂取基準2005年版)は、ビタミンAは成人妊婦で推奨670μgRE/日、上限3000μgRE/日としています。
【ワーファリン服用中の方は要注意!】
(心臓や血管に血栓ができやすくなったとき)血栓をできにくくする薬・ワーファリンを飲んでいる人は、青汁を飲まないほうがよいでしょう。
モロヘイヤ、明日葉、ブロッコリー、ほうれん草、ケール等には血液凝固をたすけるビタミンKが含まれており、ワーファリンの効果を低下させる作用があります。ただ、青汁商品ごとに成分量は異なるため、かかりつけの医師に確認されるのがよいでしょう。同様にワーファリン服用中は、ビタミンKが多い納豆やクロレラを含んだ食品も制限してください。
【アレルギーがある方は原料チェックを】
食品アレルギーがある方は、原料をよくお確かめになってからご購入くださいね。